エラー・不具合の解決

WordPressに「このサイトで重大なエラーが発生しました」と出たときの確認と対処法

更新 2026年10月12日 公開 2026年10月12日 執筆・検証:WP-ing

直らないときは、無料でご相談いただけます(直らなければ料金はいただきません)。

結論:このエラーは、WordPressの中のプログラム(PHP)が途中で止まったときに出ます。プラグイン・テーマの更新や、サーバーのPHPの版の変更がきっかけになることがよくあります。

まずは、管理者のメールアドレスに届くメールを確かめます。届いていれば、リンクから「リカバリーモード」で管理画面に入り、原因のプラグインやテーマを止めます。届いていないときは、直前にした変更を元に戻すところから確かめます。

目次
  1. 画面に出る文と、その意味
  2. よくあるきっかけ
  3. 作業の前に確かめること
  4. まず確かめること:管理者へのメール
    1. メールが届いたとき:リカバリーモードで直す
  5. メールが届かないときの確かめ方
    1. 1. 直前の変更を元に戻す
    2. 2. プラグインを止めて確かめる
    3. 3. テーマを確かめる
    4. 4. エラーの記録を見る
  6. 主なレンタルサーバーでの場所
  7. 自分で直すのが難しいとき
  8. よくある質問
    1. 訪問者にもエラーの文が見えていますか?
    2. リカバリーモードのリンクの期限が切れてしまいました。

画面に出る文と、その意味

同じエラーでも、どこで見たかによって、出る文が少し変わります。

出る文 出る場所・意味
このサイトで重大なエラーが発生しました。 サイトの表側(訪問者が見る画面)。中で何かが止まっています
この Web サイトに重大なエラーが発生しました。サイト管理者のメール受信箱で手順を確認してください。 管理画面やログイン画面。管理者のメールアドレスあてに、案内のメールが送られている場合があります
このサイトで重大なエラーが発生し、リカバリーモードになっています。 メールのリンクから「リカバリーモード」で入ったとき。原因のプラグインやテーマを、その画面の中だけ一時的に止めた状態です

この仕組みは、WordPress 5.2から入っているものです。エラーが管理画面だけで起きていることもあるので、ログアウトした状態(またはスマホ)でもサイトを開いてみてください。

よくあるきっかけ

  • プラグインやテーマを更新した・入れた直後
  • レンタルサーバーでPHPの版を上げた(変えた)直後
  • テーマの functions.php などを書き換えた直後
  • WordPress本体の更新が途中で止まった
  • サイトが大きくなり、使えるメモリが足りなくなった

「いつから出たか」「その直前に何をしたか」を思い出せると、原因がぐっと絞れます。

作業の前に確かめること

  • バックアップ:レンタルサーバーの自動バックアップなどがあるか。いつの時点のものか(保存日時)と、元に戻す方法も見ておきましょう。
  • 変更前の状態のメモ:PHPの版を変えた場合は元の版の番号、ファイルを書き換える場合は書き換える前のファイルの写し。

この2つがあれば、作業で困ったときにも元の状態に戻せます。

まず確かめること:管理者へのメール

WordPressは、原因になったプラグインやテーマを見つけると、「設定」→「一般」の「管理者メールアドレス」あてにメールを送ります。

  • 件名:[サイト名] サイトで技術的な問題が発生しています
  • 中身:原因のプラグイン・テーマの名前と、エラーの内容、「リカバリーモード」で入るためのリンク

このメールは1日に1回までしか送られず、リンクの有効期限も1日です(WordPressの初期設定)。迷惑メールのフォルダも見てみてください。

メールが届いたとき:リカバリーモードで直す

  1. メールのリンクを押し、いつものユーザー名とパスワードでログインします。
  2. 「プラグイン」(またはテーマ)の画面を開くと、原因のものに印が付いています。ここで止まっているのはリカバリーモードで操作している間だけで、訪問者の画面ではまだエラーが出ています。
  3. 原因がプラグインなら、更新するか、すぐに必要でなければ無効化します。原因がテーマなら、更新するか、別のテーマに切り替えます。
  4. 画面の上の「リカバリーモードを終了」を押し、ログアウトした状態でサイトを開いて、トップページ・エラーが出ていたページ・お問い合わせなどの機能が動くかを確かめます。

更新が出ていない、更新するとエラーになる、止めると困る機能のプラグインだった、という場合は、無理に進めずご相談ください。

メールが届かないときの確かめ方

メールの設定がうまくいっていないサイトでは、案内のメールが届かないことがあります。そのときは、次の順番で確かめます。

1. 直前の変更を元に戻す

PHPの版を変えた直後なら、元の版に戻すのがいちばん早い確かめ方です。戻す前に、元の版の番号と、戻せるかどうか(サーバーによっては戻せない場合があります)を確かめましょう。

戻して表示されれば、使っているプラグインやテーマと、新しいPHPの版との組み合わせが関係している可能性があります。PHPの版はいずれ上げる必要があるので、表示が戻った後も、プラグインやテーマが新しい版に対応しているかを確かめておきましょう。

2. プラグインを止めて確かめる

レンタルサーバーの「ファイルマネージャー」やFTPのソフトで、wp-content/plugins の中の、直前に更新したプラグインのフォルダ名を変えます(例:contact-form-7 → contact-form-7-off)。フォルダ名を変えたプラグインは、動かなくなります。

これで表示が戻ったら、そのプラグインが原因です。フォルダ名は変えたままにして、プラグインの修正版が出ていないか、代わりの方法がないかを確かめましょう。

どれか分からないときは、WordPress公式の手順で、すべてのプラグインを一度止めて確かめます。

  1. wp-content の中の plugins フォルダの名前を変えます(例:plugins-off)。
  2. 管理画面にログインし、「プラグイン」の画面を開きます。これで、すべてのプラグインが停止の状態になります。
  3. フォルダの名前を plugins に戻します。
  4. 「プラグイン」の画面で1つずつ有効化し、そのたびにサイトを開いて、エラーが出るものを探します。

すべて止めている間は、お問い合わせフォームなどの機能も止まります。原因が見つかったら、ほかのプラグインは早めに有効に戻し、原因のプラグインだけ止めたままにしておきましょう。

3. テーマを確かめる

テーマの更新や functions.php の書き換えの直後なら、テーマが原因かもしれません。

  • 管理画面に入れる場合:「外観」→「テーマ」で、WordPressに標準のテーマ(Twenty Twenty-Five など)に切り替えて確かめます。
  • 入れない場合:wp-content/themes の中の、使っているテーマのフォルダ名を変えると、標準のテーマが入っていれば、そちらに切り替わることがあります。

テーマを切り替えると、見た目やメニューの設定が変わることがあります。functions.php を書き換えた直後なら、書き換える前のファイルに戻すのがいちばん確かです。

4. エラーの記録を見る

レンタルサーバーの管理画面の「エラーログ」には、止まったファイルの名前と行が残っていることがあります。プラグインの名前が出ていれば、それが原因の手がかりです。

サーバーのエラーログで分からないときは、WordPressにエラーを記録させる方法があります。

  1. wp-config.php を書き換える前に、ファイルの写しを保存しておきます。
  2. ファイルの中に define( 'WP_DEBUG', false ); の行があれば、それを次の3行に書き換えます(同じ行を足すのではなく、元の行を書き換えます)。無ければ、「編集が必要なのはここまでです」の行より上に足します。
define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );
  1. エラーが出るページを開くと、wp-content/debug.log にエラーが記録されます。
  2. 確かめ終わったら、保存しておいた写しに戻し、debug.log も削除します。

debug.log は外から読めてしまうことがあります。記録させている間はできるだけ短くし、終わったら必ず削除しておきましょう。

主なレンタルサーバーでの場所

サーバー エラーの記録 PHPの版の切り替え
エックスサーバー サーバーパネル「エラーログ」 サーバーパネル「PHP Ver.切替」
ConoHa WING 「サイト管理」→「アクセス解析」→「ログ」 「サイト管理」→「サイト設定」→「応用設定」の「PHPバージョン」
ロリポップ! 「PHP設定」でエラーの表示を一時的に有効にする(訪問者にもエラーの中身が見えることがあるため、確かめたらすぐ元に戻す) ユーザー専用ページ「PHP設定」
さくらのレンタルサーバ コントロールパネルの「エラーログ」(あらかじめ出力を有効にしておく) 「スクリプト設定」→「言語バージョン設定」

ロリポップ!では、PHP 7.1より前の版から上げると、元の版に戻せないことがあります。画面の名前は変わることがあるため、くわしくは各社の案内をご覧ください。

自分で直すのが難しいとき

次のような場合は、無理に作業を進めず、ご相談ください。

  • 管理画面にも入れず、ファイルを触る方法が分からない
  • プラグインを止めても、テーマを変えても直らない
  • エラーの記録を見ても、何が原因か分からない
  • お問い合わせフォームやネットショップなど、止められない機能がある

WP-ingでは、WordPressの重大なエラーの修理を 9,800円〜(税込)で承っています。作業の前に料金をご案内し、直らなければ料金はいただきません。お支払いは、直ったことを確かめていただいてからです。

よくある質問

訪問者にもエラーの文が見えていますか?

サイトの表側で起きている場合は、「このサイトで重大なエラーが発生しました。」と見えています。管理画面だけで起きていることもあるので、ログアウトした状態でもサイトを開いて確かめてみてください。

リカバリーモードのリンクの期限が切れてしまいました。

エラーがまた起きると、新しいリンクがメールで届くことがあります。ただし、送られるのは1日に1回までです。待てないときは、上の「メールが届かないときの確かめ方」をお試しください。

参考にした情報

この記事の内容は、2026年10月12日に確認したものです。

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